もんじゃ

森の神様として「もんじゃもじゃの森」と、その周りに住む人々や田んぼを守っています。
強面ですが、穏やかな性格をしているそうです。


「もんじゃもじゃの森 夏の日」(2001年)

「もんじゃもじゃの森」は日本のどこのまちにもある鎮守の森です。
鎮守の森とはその土地の守護神をまつった神社の森、地霊をまつった森のことです。
古代日本では森そのものが神であり、神は木々に宿ったと言われています。
人々は自然をおそれ、祀りながら自然と対話してきたのです。

森の中の一本の樹木のように、「もじゃ(森者)」は
森の神様「もんじゃ」の一部です。
いろいろな種類の木が森にあるように、いろいろな「もじゃ(森者)」が
「もんじゃもじゃの森」にいるのです。
たくさんの木が密集して森になるように、たくさんの「もじゃ(森者)」がいて
森の神様「もんじゃ」がいるのです。

森の神様「もんじゃ」と森の者「もじゃ(森者)」は
同じものだけれど違うもの。
違うものだけれど同じもの。